低温サウナの特徴

 低温サウナの特徴についてここでは考えていきます。低温サウナの場合には、だいたいが遠赤外線タイプとスチームタイプになっているのが特徴でが、まずはスチームをみてゆきましょう。低温と言っても水風呂のように寒いということではなくて100℃の高温タイプと比較して温度が低いということです。スチームの温度というのはだいたい40度から60度までが適正温度とされてますが、一般的には、低温の温度の設定で一番多いのは45度から55度といわれています。これは高温タイプから見ると半分くらいの温度ということになりますから、熱いのが苦手な人や初心者にはとても入りやすいタイプといってもいいかもしれませんね。
 その一方で高温サウナや中高温の場合には湿度が10パーセントから15パーセント程度ですが、この低温のスチームサウナになると、80パーセントから100パーセントということになっていますから、これはかなり湿度が高いことがわかります。温度的には低いのにもかかわらず湿度は高いということが、低温スチームの特徴で湿度が高いことによって熱伝導がアップして、高温タイプ同様の発汗作用を得ることが出来るといわれています。
 熱いサウナに入らなければ汗を大量にかくことが出来ないと思っている人は、低温のスチームサウナに入っても、湿度が高いことから、十分発汗作用を実感することは出来ますから、こちらに入って汗をかいてもいいでしょう。汗をたくさんかくことは、老廃物を排出することにもつながりデトックス効果が期待できます。ダイエットや美肌効果が高いといってもいいでしょう。
 一方、遠赤外線サウナの場合には遠赤外線の温熱作用で直接体を温めますので湿度は高温タイプと同様低い湿度となります。温度は45℃から60℃位が一般的です。低温でも遠赤外線の温熱作用で十分に発汗できます。
 入り方としては15分から20分位じっくりと入ります。肌の表面が真っ赤に火傷する如くに熱くはなりませんので通常水風呂は入りません。低温タイプは心臓にも負担がかかりませんのでお年寄りや高温が苦手な方、体の弱い方でも安心な入り方です。



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